平成16年度 がん分子標的治療研究会 研究奨励賞 受賞者
今年度研究奨励賞には、意欲的な研究が多く候補に挙げられましたが、選考委員会の選考を経て幹事会で検討の結果、下記の方に授与されることと決定いたしました。
臼井 健郎
独立行政法人理化学研究所
微小管チェックポイントを活性化する抗がん剤の開発
中谷 文彦
九州大学大学院医学研究院整形外科学分野
融合蛋白質EWS-Fli1の標的遺伝子としてのp21の同定−Ewing肉腫の発がん機構の
解明 と分子標的治療の可能性 |
今後も引き続き研究を推進され、より一層の成果を上げられることを期待します。
なお、来年度のがん分子標的治療研究会研究奨励賞募集要項は次頁の通りです。
新進気鋭の視点で次代へのがん分子標的治療を支える研究者の方々の応募をお待ちします。
詳細は事務局宛お問い合わせください。
がん分子標的治療研究会研究奨励賞
募集要項
規定(抜粋)
I. 総則
1. がん分子標的治療研究会に研究奨励賞をもうける。
2. 本賞は優れた研究業績を発表した本研究会会員若干名に対して、選考の上、本研究会総会において授与する。
3. 本賞は賞状ならびに賞金(奨励研究費)をもってこれにあて、一度限りの受賞とする。
II. 選考
4. 受賞候補業績の範囲は、原則として本会会員が日本国内で行った研究を発表したものとする。
(応募時点で本研究会における発表経験があること)
5. 受賞候補業績は、将来の発展が期待される若手研究者(応募年度の4月1日現在40歳を超えないこと)によるものとする。
6. 受賞候補業績の推薦者は、本研究会の幹事、または、世話人とする。
推薦者は、候補者を1名だけ推薦できる。
7. 受賞者は、がん分子標的治療研究会研究奨励賞選考委員会(以下単に選考委員会という)において選考され、幹事会において受賞者が決定される。
8. 選考委員会は、会長、次期会長、総務幹事、および幹事の互選により選任される委員3名、総計6名をもって構成され、委員長は会長があたる。
9. 研究奨励賞受賞者は単年度2名程度を原則とする。
10. 研究奨励賞の賞金(奨励研究費)は1件20万円とする。
11. 選考委員が直接管轄するもの(例えば、大学にあっては同一の講座を意味する)が受賞候補者となった場合は、当該選考委員はその受賞候補者の選考には参加できない。
III. 付則
12. 本申し合わせは1999年6月4日より実施する。本申し合わせの改訂には幹事会の議を経るものとする。
応募形式
1. 黒インクの印字または楷書で必ず枠内におさめてご記入下さい。
2. 活字は鮮明に印字して下さい。
3. 申請書のコピー7部(A4サイズ)を同封して下さい。
4. *欄には記入しないで下さい。
5. 応募締切:2005年2月末日(当日消印有効)
郵送形式:申請書2枚と連絡票を折らずに同封し、簡易書留で郵送して下さい。
6. 郵送先:
〒170-8455 東京都豊島区上池袋1-37-1
(財)癌研究会癌化学療法センター内
がん分子標的治療研究会事務局
7. 申請書類送付後1ヶ月を過ぎて受領書が届かない場合は事務局までご連絡下さい。
8. 選考結果は連絡票のハガキにて各自に連絡いたします。
9. 総会において受賞者を発表、授賞式を行います。 |
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