日本がん分子標的治療学会 鶴尾 隆 賞の公募
Takashi Tsuruo Award

鶴尾 隆 賞(2023年度)

受付期間:2023年5月1日〜7月末日(当日消印有効)

締め切りました。

推薦書

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推薦書(doc形式52KB)

書類郵送先

〒135-8550 東京都江東区有明3-8-31
(公財)がん研究会がん化学療法センター内
日本がん分子標的治療学会事務局

1. 学術賞の創設 鶴尾 隆博士(1943-2008)はがん分子標的治療研究において数多くの優れた業績をあげられると共に、がん分子標的治療研究会(1996)、続いて日本がん分子標的治療学会(2008)を主宰されてこの領域の研究振興に大きく貢献されました。日本がん分子標的治療学会は、鶴尾 隆博士のご功績を称え、がん分子標的治療研究の一層の推進を計るため、学術賞として「日本がん分子標的治療学会 鶴尾 隆 賞」を創設する。
鶴尾 隆 賞を運営するために、本学会は鶴尾 隆 賞基金を設立する。基金は寄付金によって賄われる。
2. 授賞対象者 がんの分子標的治療研究において顕著な業績をあげ、将来更なる研究の発展が期待される研究者を本学会の会員の中から毎年一名選んで授賞する。
3. 鶴尾 隆 賞の選考
(ア) 候補者の推薦
候補者資格は、継続して3年以上の会員歴を持つ日本がん分子標的治療学会の会員とする。
候補者の推薦は他薦とし、理事ならびに評議員は候補者一名を推薦できる。
(イ) 賞の選考
理事会が選考を行い、受賞者を決定する。
4. 賞状・賞金 賞は賞状ならびに副賞とし、基金から支出する。
5. 授賞式 (ア) 学術集会総会に続いて授賞式を行う。
(イ) 授賞式後、受賞講演を行う。
6. 基金の会計 基金の会計は学会会計と独立に行い、年度毎に会計報告を行う。
7. 本賞の設置 本賞の設置は平成21年10月2日とする。

歴代受賞者

2022年度 治療抵抗性がんを標的とした治療戦略の開発
佐谷 秀行(藤田医科大学がん医療研究センター)
2021年度 がん多様性を克服するための消化器がんゲノム進化の解明
三森 功士(九州大学病院別府病院)
2020年度 がん分子標的薬バイオマーカー研究の精密化医療への応用
西尾 和人(近畿大学医学部ゲノム生物学講座)
2019年度 がんの進展に関わるエピジェネティクスの解明と創薬への応用
近藤 豊(名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍生物学)
2018年度 慢性骨髄性白血病に対する創薬・育薬
木村 晋也(佐賀大学医学部内科学講座 血液・呼吸器・腫瘍内科)
2017年度 IAPによる細胞死・細胞周期制御とIAPのユビキチンリガーゼ活性を利用したプロテインノックダウン法の開発
内藤 幹彦(国立医薬品食品衛生研究所)
2016年度 テロメアを起点としたがんの本態解明と分子標的治療薬の開発
清宮 啓之(公益財団法人がん研究会 がん化学療法センター 分子生物治療研究部・部長)
2015年度 RB再活性化スクリーニングを用いた新規MEK阻害剤trametinibの発見
酒井 敏行(京都府立医科大学大学院医学研究科 分子標的癌予防医学・教授)
2014年度 がん転移を促進する血小板凝集誘導分子の発見と治療法の開発
藤田 直也(公益財団法人がん研究会 がん化学療法センター・所長)
2013年度 肺がんの分子標的治療薬耐性の機構解明と耐性克服治療開発
矢野 聖二(金沢大学がん進展制御研究所 腫瘍内科研究分野・教授)
2012年度 化学遺伝学による新規がん分子標的の発見とエピジェネティクス創薬への展開
吉田 稔(独立行政法人理化学研究所吉田化学遺伝学研究室・主任研究員)
2011年度 肺がん原因遺伝子の発見と分子標的治療への展開
間野 博行(東京大学大学院医学系研究科ゲノム医学講座/
自治医科大学ゲノム機能研究部・教授)
2010年度 TGFーβファミリーのシグナル伝達経路の解明とがん分子標的治療への応用
宮園 浩平(東京大学大学院医学系研究科分子病理学・教授)

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